XMLフォーマッター
出力結果
このツールでできること
XMLフォーマッターは、XML文字列を見やすく整形(Pretty Print)したり、改行・空白を除去して圧縮(Minify)したりできる無料オンラインツールです。構文エラーがあればエラー位置とメッセージを表示するので、XMLのバリデーション(検証)にも使えます。API連携・設定ファイル編集・データ変換など、エンジニアの日常作業を効率化します。
特徴
- 整形(Pretty Print) — インデント付きで見やすく表示。2スペース・4スペース・タブの3種類から選べます。
- 圧縮(Minify) — 改行・空白を除去してコンパクトに。ネットワーク通信量の削減やストレージ節約に便利です。
- 構文チェック(バリデーション) — 不正なXMLの場合、DOMParserによるエラーメッセージを表示。タグの閉じ忘れや属性の引用符ミスをすぐに発見できます。
- ブラウザ完結・サーバー送信なし — 入力データは一切外部に送信されません。社内の設定ファイルや機密データを含むXMLも安心して整形できます。
- 登録・インストール不要 — ブラウザでアクセスするだけですぐに使えます。
使い方
- 左側の「入力 XML」エリアに、整形したいXML文字列を貼り付けます(設定ファイル・APIレスポンス・SOAP通信のログなどからコピー)。
- 必要に応じてインデント幅(2スペース / 4スペース / タブ)を選びます。
- 「整形(Format)」ボタンを押すと、右側に見やすく整形されたXMLが出力されます。圧縮したい場合は「圧縮(Minify)」ボタンを押してください。
- 「コピー」ボタンで出力結果をクリップボードにコピーし、エディタやチャットに貼り付けて利用できます。
XMLとは?
XML(eXtensible Markup Language)は、データを構造化して記述するためのマークアップ言語です。HTMLと同様にタグで要素を囲む形式ですが、タグ名を自由に定義できる点が特徴です。SOAP APIの通信フォーマット、Androidアプリのレイアウト定義(AndroidManifest.xml)、Microsoft Officeのファイル内部構造、RSSフィードなど、幅広い分野で利用されています。
XMLはW3Cが策定した標準仕様であり、名前空間(namespace)・スキーマ(XSD)・XSLT変換など豊富な関連技術があります。厳密な構文ルールを持ち、開始タグと終了タグの一致・属性値の引用符が必須とされます。
JSONとXMLの違い
| 比較項目 | JSON | XML |
|---|---|---|
| データ形式 | キー・値ペア | タグベースのツリー構造 |
| 可読性 | 軽量で読みやすい | タグが多く冗長になりやすい |
| スキーマ定義 | JSON Schema(任意) | XSD / DTD(強力なバリデーション) |
| 名前空間 | 非対応 | 対応(複数語彙の混在が可能) |
| コメント | 非対応 | 対応(<!-- -->) |
| 主な用途 | REST API、設定ファイル | SOAP API、文書フォーマット、RSS |
| データサイズ | 小さい | タグの分だけ大きくなる |
こんなときに使えます
- SOAP APIの通信確認 — リクエスト/レスポンスのXMLを整形して構造を把握し、デバッグに役立てる。
- 設定ファイルの編集 — pom.xml、web.xml、AndroidManifest.xmlなどの設定ファイルを見やすく整形して差分チェック。
- RSSフィードの確認 — RSSやAtomフィードのXMLを整形して、記事タイトルや公開日を確認。
- 構文エラーの特定 — 「XMLがパースできない」と言われたとき、エラー箇所をすばやく発見。
- データ変換の前処理 — XSLTやプログラムで加工する前にXMLの構造を整理して確認。
- ドキュメントの共有 — SlackやTeamsで整形済みXMLを共有し、チーム間のやり取りをスムーズに。
よくあるXMLの構文エラー
XMLは厳密な構文ルールを持つため、些細なミスでパースエラーになります。以下はよくある原因と対処法です。
- タグの閉じ忘れ —
<item>Helloのように終了タグがないとエラー。すべてのタグは<item>...</item>または自己閉じ<item />で閉じる必要があります。 - タグ名の不一致 —
<Item>...</item>のように大文字小文字が異なるとエラー。XMLはケースセンシティブです。 - 属性値の引用符忘れ —
<item id=1>は不正。属性値は必ず"または'で囲みます。 - ルート要素が複数ある — XMLのルート要素は1つだけです。
<a/><b/>のようにトップレベルに複数の要素があるとエラーになります。 - 特殊文字のエスケープ忘れ —
&、<、>などはそのまま使えません。&、<、>にエスケープするか、CDATAセクションを使います。 - XML宣言の誤り —
<?xml version="1.0"?>は文書の先頭に置く必要があります。BOM(バイトオーダーマーク)や空白が先頭にあるとエラーになる場合があります。
よくある質問
- 無料で使えますか?
- はい、完全無料です。回数制限・登録・ログインも一切ありません。
- 入力したXMLはサーバーに送信されますか?
- いいえ。整形・圧縮・構文チェックはすべてお使いのブラウザ内(JavaScript)で処理されます。当サイトのサーバーにデータが送信されることはありません。
- どのくらいの大きさのXMLに対応していますか?
- ブラウザのメモリが許す範囲であれば制限はありません。一般的な環境では数MB程度のXMLは問題なく処理できます。
- CDATAセクションやコメントは保持されますか?
- はい。CDATAセクション(
<![CDATA[...]]>)、コメント(<!-- ... -->)、処理命令(<?...?>)はすべて整形後も保持されます。 - 名前空間(namespace)付きのXMLは整形できますか?
- はい。名前空間プレフィックス(例:
<soap:Envelope>)を含むXMLも正しく整形できます。 - スマートフォンでも使えますか?
- はい。レスポンシブ対応なので、iPhone・Android のブラウザからも利用できます。