情報処理推進機構(IPA)

基本情報技術者

基本情報技術者試験(FE)対策コンテンツ。科目A(テクノロジ・マネジメント・ストラテジ)と科目B(アルゴリズム・情報セキュリティ)の頻出論点・計算問題を、解説記事と4択クイズで効率学習。

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基本情報技術者試験(FE)とは

基本情報技術者試験は、IT エンジニアの登竜門として位置づけられる国家試験です。ITパスポートが「IT 全般の浅く広い知識」であるのに対し、基本情報はアルゴリズム・情報セキュリティの実装側まで踏み込みます。IT 業界での就職・転職、自社開発企業の昇進要件にも頻繁に登場する、業界標準の資格。

2023年から CBT 通年実施+出題形式変更

2023年4月以降、基本情報はCBT 方式で通年随時受験可能になり、午前/午後の区分が廃止され「科目A」「科目B」になりました。科目B はアルゴリズム/疑似言語と情報セキュリティの2分野のみに集約され、特定プログラミング言語(C・Java・Python 等)の選択がなくなった点が大きな変更点。

試験の構成

  • 科目A — 60問・90分・正答率60%以上で合格。テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系から幅広く出題。
  • 科目B — 20問・100分・正答率60%以上で合格。アルゴリズム/疑似言語が約16問、情報セキュリティが約4問。
  • 同日受験: 科目A と 科目B は同日に連続受験するが、間に休憩あり。
  • 受験料: 7,500円
  • 合格率: 通年で40〜50%(旧形式より上昇傾向)

合否を分けるのは「科目B のアルゴリズム」

科目B は疑似言語で書かれたコードを読んで動作を追跡する問題が中心。プログラミング未経験者にとっては最大の難関で、学習時間の3〜5割を科目B に集中させるのが定石です。配列・連結リスト・木構造・スタック/キュー・ソートアルゴリズム・再帰の典型パターンを「自分で手書きトレース」できるレベルまで反復することが重要。

独学のロードマップ(標準150〜250時間)

  1. 科目A 基礎(1〜4週目) — 2進数・論理回路・データ構造・OS の基礎。ITパスポート範囲の復習を兼ねる。
  2. 科目A 応用(5〜8週目) — ネットワーク・データベース(SQL)・セキュリティ・システム開発。
  3. 科目B(アルゴリズム)導入(9〜10週目) — 疑似言語の文法に慣れる。配列・反復・条件分岐の典型問題。
  4. 科目B 主要パターン(11〜14週目) — リスト/木/スタック/再帰/ソート/探索の頻出パターンを徹底反復。
  5. 科目B(情報セキュリティ)(15週目) — 事例問題形式に慣れる。
  6. 過去問演習+CBT模試(16週目) — 公開問題・サンプル問題で本番形式の時間配分確認。

ITパスポートと基本情報の選び分け

  • ITパスポート: 非エンジニアでもITを使いこなす立場の人向け。コードは書かない。100〜180時間。
  • 基本情報: エンジニア志望・現役エンジニアの実力証明。疑似コード読解必須。150〜250時間。

プログラミング未経験者は「ITパスポート → 基本情報」のステップアップが王道。すでに業務でコードを書いている方は基本情報から直行も可能です。

基本情報を取った後のキャリア

基本情報の次は応用情報技術者(午後問題が記述式に変化)、その後は専門分野別の「高度試験」(DB・NW・SC・PM 等)へと進むのが IPA 試験のキャリアパス。基本情報合格は新卒採用・SES への転職で評価される最低ラインの資格です。

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