一般財団法人 消防試験研究センター

危険物乙1

危険物取扱者 乙種第1類(酸化性固体)対策コンテンツ。塩素酸塩類・過塩素酸塩類・無機過酸化物などの性質と消火方法を、3科目の重要用語クイズで反復学習。

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乙1(酸化性固体)とは

乙種第1類は「酸化性固体」を取り扱うための危険物取扱者免状です。そのもの自体は不燃性ですが、加熱・摩擦・衝撃などにより分解して酸素を放出し、まわりの可燃物の燃焼を著しく促進する性質があります。代表例は塩素酸カリウム(マッチや花火の原料)、硝酸ナトリウム、過マンガン酸カリウム(理科の実験で頻出)など。

第1類の代表的な品名

  • 塩素酸塩類 — 塩素酸カリウム・塩素酸ナトリウム等。加熱で分解し酸素を放出。
  • 過塩素酸塩類 — 過塩素酸カリウム等。比較的安定だが衝撃に注意。
  • 無機過酸化物 — 過酸化ナトリウム・過酸化カリウム等。水と激しく反応し酸素を発生、注水厳禁。
  • 亜塩素酸塩類 — 漂白剤として使用される。
  • 臭素酸塩類・硝酸塩類・よう素酸塩類 — 加熱で酸素を放出。
  • 過マンガン酸塩類・重クロム酸塩類 — 強い酸化剤、有機物との接触で発火危険。

指定数量

第1類の指定数量は危険等級により 第一種50kg・第二種300kg・第三種1,000kg。塩素酸塩類・過塩素酸塩類・無機過酸化物は危険等級I(50kg)で最も規制が厳しいです。

消火方法のポイント

基本は大量の水による冷却消火。ただし無機過酸化物(過酸化ナトリウム等)は水と反応するため注水厳禁で、乾燥砂・膨張ひる石・膨張真珠岩等での窒息消火を行います。乙1の消火適応性は「水と反応するかどうか」が最大の分岐点で、試験でも頻出論点。

乙4取得者は科目免除あり

すでに乙種のいずれかの免状(乙4等)を持っている場合、「危険物に関する法令」と「基礎的な物理学及び化学」が科目免除となり、「危険物の性質並びに火災予防及び消火の方法」(10問・55分)のみで受験できます。合格率も60〜70%程度と乙4より高く、複数類取得を目指す場合の効率的な追加候補です。

学習ツール(拡充予定)

乙1専用の用語フラッシュは順次公開予定です。当面は危険物乙4のツールで共通範囲(法令・物理化学)の復習に加え、本ページの品名リストを暗記する形で対応してください。乙4取得済みの方は性質消火のみ集中学習で OK です。

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