一般財団法人 消防試験研究センター
危険物乙2
危険物取扱者 乙種第2類(可燃性固体)対策コンテンツ。硫化りん・赤りん・硫黄・鉄粉・金属粉・マグネシウム・引火性固体などの性質と消火方法を、4択クイズで効率学習。
公式試験情報 →乙2(可燃性固体)とは
乙種第2類は「可燃性固体」を取り扱うための免状です。比較的低温で着火しやすい固体で、燃焼速度が速く有毒ガスを発生するものもあります。代表例は赤りん(マッチ側薬)、硫黄、金属粉、マグネシウム、引火性固体(ゴムのり・固形アルコール等)。
第2類の代表的な品名と指定数量
- 硫化りん(三硫化・五硫化・七硫化) — 指定数量 100kg。空気中で発火、水と反応して硫化水素発生。
- 赤りん — 指定数量 100kg。マッチや煙幕の原料。空気中で安定だが摩擦・衝撃で発火。
- 硫黄 — 指定数量 100kg。融点 115℃前後、燃焼で二酸化硫黄(有毒)発生。
- 鉄粉 — 指定数量 500kg。粒径53μm 未満が対象。湿気で発熱・発火危険。
- 金属粉(アルミニウム粉・亜鉛粉等) — 指定数量 500kg。水・酸と反応し水素発生。
- マグネシウム — 指定数量 500kg。粒径 2mm 以上のもの及び棒状のものは除外。水・酸と反応し水素発生。
- 引火性固体(ゴムのり・固形アルコール等) — 指定数量 1,000kg。引火点 40℃未満。
消火方法の使い分け
第2類の消火は品名で大きく分かれます。硫黄・赤りん・引火性固体は水・泡・粉末いずれも可ですが、金属粉・マグネシウム・鉄粉は水・泡・ハロゲン化物・二酸化炭素いずれも不可で、乾燥砂や金属火災用粉末(D級粉末)で窒息消火します。硫化りんは注水で硫化水素が発生するため、密閉できる場合は乾燥砂が安全です。
乙4取得者は科目免除で性質消火のみ
乙種他類の免状(乙4等)を持っていれば、法令・物理化学が免除され、性質消火(10問・55分)のみの受験で済みます。第2類は品名が7つ程度と少なく覚えやすいため、乙シリーズ全類取得を目指す方の最初の追加候補としても人気です。