一般財団法人 消防試験研究センター
危険物甲種
危険物取扱者 甲種対策コンテンツ。第1〜6類すべての危険物を取扱・立会いできる最上位資格。3科目(法令・物理化学・性質消火)の重要論点を4択クイズで反復学習。
公式試験情報 →甲種は危険物取扱者の最上位
甲種は第1類〜第6類すべての危険物の取扱と立会いが可能な、危険物取扱者の最上位資格です。化学工場・大規模タンク・石油精製プラントなど、複数類の危険物を扱う事業所では「甲種保安監督者」が必要となるため、専門職としての価値が高い資格。
受験資格(甲種のみあり)
甲種は乙種・丙種と異なり受験資格が設定されています。主なルートは:
- 大学等で化学に関する学科・課程を修めて卒業した者
- 大学等で化学に関する授業科目を15単位以上修得した者
- 乙種免状の交付を受けた後、危険物取扱の実務経験2年以上
- 第1類または第6類 + 第2類または第4類 + 第3類 + 第5類 のいずれか4種類の乙種免状を有する者
- 修士・博士の学位を有する者(化学に関する事項を専攻したもの)
試験の構成
- 危険物に関する法令(15問・五肢択一)— 製造所等の許認可・保安監督者・運搬基準
- 物理学及び化学(10問・五肢択一)— 高校化学レベル(反応速度・触媒・有機化学・気体の法則)
- 危険物の性質並びに火災予防及び消火の方法(20問・五肢択一)— 第1類〜第6類すべて
合計45問・試験時間2時間30分・各科目60%以上で合格。合格率は30〜40%と難易度はそれなりに高めですが、化学系出身者であれば物理化学を時短できるため、合格しやすい資格です。
学習のポイント
- 性質消火が配点最大 — 20問のうち各類から3〜4問ずつ出題。乙4以外の類の品名暗記が合否を分ける。
- 物理化学は高校化学レベルまで — 反応速度・酸塩基・有機化学・気体の状態方程式など。乙種より深い。
- 法令は乙種と同範囲だが応用問題が増加 — 製造所等の細かな基準が問われやすい。
乙種から甲種へのステップアップ
「乙4だけで甲種受験資格は得られない」という点に注意。乙種ルートで甲種を狙う場合、1類または6類 + 2類または4類 + 3類 + 5類 の組み合わせで4類取得が必要です。本サイトの乙4→乙1→乙3→乙5のルートが定番です(乙2・乙6は条件を満たさず甲種受験資格にならないため要注意)。