指定数量倍数 計算ツール
第4類危険物(ガソリン・灯油・軽油・重油等)の貯蔵・取扱量から指定数量倍数を即計算。複数物品の合計倍数も算出し、危険物施設として規制対象(1倍以上)かを自動判定。
第4類危険物(ガソリン・灯油・軽油・重油・アルコール類等)の品名と貯蔵量を入力すると、指定数量倍数と合計倍数を計算します。「品名を選択」プルダウンから物品を選び、貯蔵量(L)を入力してください。物品は何行でも追加可能です。
| 品名 | 指定数量 | 貯蔵量 | 倍数 | 削除 |
|---|
数量を入力してください
合計倍数 = Σ(各品目の貯蔵量 ÷ 各品目の指定数量)/ 1倍以上で消防法の規制対象使い方(10秒で計算結果)
- 品名を選択 — プルダウンからガソリン・灯油・軽油・重油・アルコール等を選ぶと指定数量が自動表示。
- 貯蔵量(L)を入力 — 倍数(貯蔵量÷指定数量)が即時計算されます。
- 物品を追加 — 「+ 物品を追加」で複数の物品を並べて、合計倍数が自動算出されます。
- 判定を確認 — 合計倍数が1倍以上なら「規制対象」、未満なら「指定数量未満」として根拠も表示。
スマホでもPCでも同じように動き、登録・インストール不要・完全無料です。
指定数量とは?
指定数量は、危険物の品目ごとに政令で定められた量で、消防法による規制が適用される基準数値です。指定数量以上を貯蔵・取り扱う場合、市町村長等の許可を受けた「製造所・貯蔵所・取扱所」(=危険物施設)として消防法の規制対象になります。指定数量未満の場合は、消防法ではなく市町村の火災予防条例による規制(届出制が多い)になります。
第4類危険物の指定数量 一覧
| 区分 | 指定数量(非水溶性) | 指定数量(水溶性) | 代表例 |
|---|---|---|---|
| 特殊引火物 | 50L | ジエチルエーテル、二硫化炭素、アセトアルデヒド、酸化プロピレン | |
| 第1石油類 | 200L | 400L | ガソリン・ベンゼン・トルエン(非水溶性)/ アセトン・ピリジン(水溶性) |
| アルコール類 | 400L | メタノール、エタノール、1-プロパノール | |
| 第2石油類 | 1,000L | 2,000L | 灯油・軽油・キシレン(非水溶性)/ 酢酸(水溶性) |
| 第3石油類 | 2,000L | 4,000L | 重油・クレオソート油・アニリン(非水溶性)/ グリセリン・エチレングリコール(水溶性) |
| 第4石油類 | 6,000L | ギヤー油、シリンダー油、潤滑油 | |
| 動植物油類 | 10,000L | アマニ油、キリ油、ヤシ油 | |
複数物品の合計倍数の計算例
消防法では、1施設で複数の危険物を貯蔵・取り扱う場合は各物品の倍数を合計します。合計倍数が1倍以上なら、施設全体として消防法の規制対象になります。
例1: ガソリン100L + 灯油500L
ガソリンの倍数 = 100 ÷ 200 = 0.5倍
灯油の倍数 = 500 ÷ 1,000 = 0.5倍
合計倍数 = 0.5 + 0.5 = 1.0倍 → 規制対象(指定数量と同等以上)
例2: 重油800L + 軽油400L
重油の倍数 = 800 ÷ 2,000 = 0.4倍
軽油の倍数 = 400 ÷ 1,000 = 0.4倍
合計倍数 = 0.4 + 0.4 = 0.8倍 → 指定数量未満(市町村条例の対象、消防法の規制対象外)
「水溶性」かどうかで指定数量が変わる理由
非水溶性(油状)の危険物は水で消火しにくいうえ水面に広がって火災を拡大させるため、より厳しい規制が必要です。一方、水溶性は水で薄められるため危険性がやや低いと評価され、指定数量は2倍に緩和されています(特殊引火物・アルコール類・第4石油類・動植物油類は水溶性/非水溶性の区分なし)。
よくある質問(FAQ)
Q. 指定数量倍数の計算式は?
A. 倍数 = 貯蔵・取扱量 ÷ 指定数量。複数物品の場合は各物品の倍数を合計(Σ(各品目の量÷各品目の指定数量))。合計倍数が1以上なら、消防法上の危険物施設として許可・届出・保安監督者選任等の規制対象になる。
Q. ガソリンと灯油の指定数量は?
A. ガソリン(第1石油類・非水溶性)= 200L、灯油・軽油(第2石油類・非水溶性)= 1,000L、重油(第3石油類・非水溶性)= 2,000L。例: ガソリン100L+灯油300L → 100/200 + 300/1000 = 0.5 + 0.3 = 0.8倍(規制対象未満)。
Q. 1倍以上だとどうなる?
A. 指定数量以上を貯蔵・取り扱う場合は消防法の対象となり、市町村長等の許可(製造所・貯蔵所・取扱所)が必要。危険物保安監督者の選任、消防設備の設置、定期点検、安全教育などの義務が発生する。指定数量未満は市町村の火災予防条例の対象(届出制が多い)。
Q. 水溶性と非水溶性で指定数量が違う品目はある?
A. 第1石油類は非水溶性200L/水溶性400L、第2石油類は非水溶性1,000L/水溶性2,000L、第3石油類は非水溶性2,000L/水溶性4,000L。水溶性は2倍に緩和されている。アルコール類は400L、第4石油類は6,000L、動植物油類は10,000L。
Q. 試験ではどのように出題される?
A. 「ガソリン100Lと灯油500Lを貯蔵する施設の指定数量倍数を求めよ」「下記の貯蔵物のうち、指定数量の倍数が最も大きいものはどれか」のような形式で出題されます。本ツールで実際に値を変えて挙動を確認すると、本番でも素早く正確に計算できるようになります。
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