せいちあんこう

生知安行

生まれながらにして人の進むべき道をよく知り、考えることなく心のままにそれを行うこと

意味

生まれながらにして、人が進むべき正しい道を理解しており、迷うことなく自然にその通りに行動できる境地を指します。悟りを開いた聖人のような、純粋で揺るぎない心の状態を表す際に使われます。思慮分別が不要なほど、本能的に正しい選択ができる様子です。

語源・出典

「 礼記 」 中庸 から

例文

  • 彼女はまるで生知安行の聖人のように、迷いなく正しい道を進む。
  • 生知安行の境地に至れば、日々の生活は安らかになるだろう。
  • 彼女は生知安行の境地に至り、常に穏やかな表情をしていた。
  • 生知安行の人は、他者に惑わされることなく生きる。

使いどころ

ビジネス
ビジネスでは、理想的なリーダー像を語る際に「生知安行の境地で、常に正しい判断を下せる人物が理想だ」と例えるのに使えます。
スピーチ
人生の指針を示すスピーチで、迷いのない生き方を理想とする際に「生知安行のように、心の赴くままに生きることが大切だ」と説くのに用います。
手紙
手紙の結びで、相手の生き方を称賛する際に「貴殿の生知安行のごとき生き様には、ただ敬服するばかりです」と尊敬の念を表すのに使えます。

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