FP3級 必修用語チートシート60

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FP3級 必修用語チートシート60|6分野横断のキーワード暗記マップ

このチートシートの使い方

本ページはFP3級の6分野×10用語=合計60用語を1ページに集約した『試験直前の最終確認用チートシート』です。各用語は意味(1〜2行)/覚え方/引っかけの3点セットで整理しているため、試験前日30分で全分野を一気に見直せます。

初学者は左から順に、ある程度学習が進んだ方は苦手分野だけピックアップして読むのがおすすめ。スマホ画面でも横スクロールせず読めるよう、表の幅を抑えています。記憶の定着にはFP3級 用語フラッシュと併用すると効果的です。

1. ライフプランニングと資金計画(10用語)

1-1. 可処分所得

意味:年収から税金(所得税・住民税)と社会保険料を差し引いた『手取り収入』。

覚え方:『可(自由に)処分できる所得=手取り』。生命保険料や住宅ローン返済は差し引かないのがポイント。

引っかけ:生命保険料・住宅ローン・財形貯蓄は控除しない。

1-2. 6つの係数

意味:複利計算で将来額・現在額・必要積立額などを求めるための係数。終価/現価/年金終価/減債基金/年金現価/資本回収の6種類。

覚え方:『将来→終価/現在→現価/積み立て→年金終価or減債基金/取り崩し→年金現価or資本回収』。

引っかけ:減債基金係数(積立必要額)と資本回収係数(取り崩し可能額)の混同。

1-3. フラット35

意味:住宅金融支援機構と民間金融機関が提携する全期間固定金利の住宅ローン。

覚え方:『フラット=平ら=金利が一定(固定)』。融資率9割超は金利上乗せ。

引っかけ:保証人・保証料が不要、繰上返済手数料も無料

1-4. 財形貯蓄

意味:給与天引きで積み立てる勤労者の貯蓄制度。一般財形・財形住宅・財形年金の3種類。

覚え方:住宅と年金は合計550万円まで非課税、一般財形は非課税枠なし。

引っかけ:住宅と年金を別々に550万まで持てるわけではなく、合算で550万

1-5. 教育ローン(日本政策金融公庫)

意味:国の教育ローン。子1人につき350万円(自宅外通学・海外留学等は450万円)まで融資、固定金利。

覚え方:『公庫=公的=低金利・固定』。在学中は利息のみ返済も可。

引っかけ:奨学金(貸与型)と併用可能。所得制限あり。

1-6. 奨学金(給付型/貸与型)

意味:日本学生支援機構(JASSO)の奨学金。給付型(返済不要)、貸与型は第一種(無利息)と第二種(有利息)。

覚え方:『一種=無利息・成績/家計が厳しめ/二種=有利息・基準ゆるめ』。

引っかけ:給付型は2020年から本格スタート。返済の有無を問う問題は頻出。

1-7. 老齢基礎年金

意味:国民年金から65歳以降に支給される基礎年金。受給資格期間10年以上で受給開始。

覚え方:満額(約83.2万円)×納付月数÷480月。

引っかけ:繰上げ受給は1ヶ月0.4%減額(最大24%減)、繰下げは1ヶ月0.7%増額(最大84%増)。

1-8. 老齢厚生年金

意味:厚生年金保険に加入していた人が65歳以降に老齢基礎年金に上乗せして受け取る年金。

覚え方:報酬比例部分+経過的加算(+加給年金)。標準報酬月額が高いほど支給額も多い。

引っかけ:在職老齢年金(基準月額50万円超で支給停止)の制度を絡めて出題されやすい。

1-9. 加給年金

意味:厚生年金加入者が65歳到達時、生計維持関係にある65歳未満の配偶者または18歳到達年度末まで/障害2級以上で20歳未満の子がいる場合に支給される加算。

覚え方:『家族手当のような年金』。厚生年金20年以上加入が要件。

引っかけ:配偶者が65歳になると振替加算に切り替わる。

1-10. 振替加算

意味:加給年金の対象だった配偶者が65歳になり自分の老齢基礎年金を受け取り始めたタイミングで、配偶者自身の老齢基礎年金に上乗せされる加算。

覚え方:『加給年金が配偶者側に振り替わる』からの命名。

引っかけ:1966年4月2日以降生まれの配偶者は振替加算なし(経過措置)。

2. リスク管理(10用語)

2-1. 定期保険

意味:一定期間のみ死亡保障がつく『掛捨て型』の生命保険。満期保険金なし。

覚え方:『定期=期間限定=安い・掛捨て』。

引っかけ:保険期間中に死亡しなければ何も戻らない。貯蓄性ゼロ。

2-2. 終身保険

意味:一生涯の死亡保障がつく生命保険。解約返戻金が貯まり、貯蓄性もある。

覚え方:『終身=一生涯=必ず死亡保険金が支払われる=高い・貯蓄性あり』。

引っかけ:『低解約返戻金型』は途中解約すると返戻金が少ない代わりに保険料が安い。

2-3. 養老保険

意味:保障期間中に死亡しても満期を迎えても同額が支払われる『生死混合保険』。

覚え方:『生きても死んでも同額=養老(老後を養う)』。貯蓄性が最も高い。

引っかけ:保険料は3種類の中で最も高い。

2-4. 収入保障保険

意味:被保険者が死亡した場合、保険金を毎月(または毎年)一定額・残存期間分受け取れる定期保険の一種。

覚え方:『遺族の収入を保障=毎月給与のように支払われる』。

引っかけ:時間が経つほど受取総額が減るので保険料は定期保険より安い

2-5. 医療保険

意味:入院・手術・通院などの医療費を保障する保険。終身型と定期型あり。

覚え方:『日帰り入院から保障する商品が主流』。

引っかけ:高額療養費制度(公的保険)と組み合わせて自己負担をカバーする発想が重要。

2-6. がん保険

意味:がんと診断された場合の一時金・入院給付金・通院給付金などを支払う保険。

覚え方:『契約後90日(3ヶ月)の免責期間あり』が頻出。

引っかけ:免責期間中にがんと診断されても給付金は支払われない。

2-7. 地震保険

意味:地震・噴火・津波による損害を補償。火災保険に付帯して契約(単独契約不可)。

覚え方:火災保険金額の30〜50%、上限は建物5,000万・家財1,000万。

引っかけ:火災保険単独では地震による火災は補償されない。

2-8. 火災保険

意味:建物・家財の火災・落雷・破裂・爆発・風災・水災などを補償する保険。

覚え方:『火災』だけでなく『風水害』も補償(プランによる)。

引っかけ:地震・噴火・津波は対象外(地震保険で別途補償)。

2-9. 自動車保険(自賠責・任意)

意味:自賠責は強制加入(人身事故のみ・対人賠償のみ)/任意保険は対物・搭乗者・車両など補償範囲を選択。

覚え方:『自賠責=人だけ・限度額あり/任意=物まで・無制限可』。

引っかけ:自賠責の支払限度額(死亡3,000万・後遺障害最大4,000万・傷害120万)。

2-10. PL保険(生産物賠償責任保険)

意味:製造・販売した製品の欠陥が原因で他人にケガ・物損を生じた場合の損害賠償責任を補償する保険。

覚え方:『PL=Product Liability=製造物責任』。事業者向け保険。

引っかけ:自社製品の欠陥(リコール費用など)は対象外。

3. 金融資産運用(10用語)

3-1. 単利・複利

意味:単利=当初元本にのみ利息/複利=利息にも利息がつく。

覚え方:『単利=1段階/複利=雪だるま式に増える』。

引っかけ:同じ年利率でも長期になるほど複利の方が大きく増える。

3-2. 固定利付債/変動利付債

意味:固定利付債=発行時に定めた利率が満期まで変わらない/変動利付債=市場金利に応じて利率が変動する。

覚え方:『固定=金利下落時に有利/変動=金利上昇時に有利』。

引っかけ:個人向け国債『変動10年』は変動利付債、『固定3年・5年』は固定利付債。

3-3. 最終利回り

意味:既発債を購入し償還まで保有した場合の年あたり利回り。

覚え方:『表面利率+(額面−購入価格)÷残存年数』を購入価格で割る。

引っかけ:所有期間利回り(途中売却時)と混同しないこと。

3-4. PER(株価収益率)

意味:株価÷1株当たり純利益(EPS)。利益の何倍まで株価が買われているかを示す指標。

覚え方:『PER低い=割安/高い=割高』。

引っかけ:業種により水準が異なる(成長株は高い・成熟株は低い)。

3-5. PBR(株価純資産倍率)

意味:株価÷1株当たり純資産(BPS)。会社の解散価値の何倍まで株価が買われているか。

覚え方:『PBR1倍=株価と純資産が等しい』。

引っかけ:1倍を割ると『解散価値以下=割安』だが事業継続性に注意。

3-6. 配当利回り・ROE

意味:配当利回り=1株配当÷株価×100/ROE=当期純利益÷自己資本×100(株主の出資に対する利益効率)。

覚え方:『配当利回り=株主が受ける配当の割合/ROE=株主資本がどれだけ稼いだか』。

引っかけ:ROEとROA(総資産利益率)の混同。

3-7. 投資信託(ETF・REIT)

意味:投資家から集めた資金を専門家が運用する金融商品。ETF=上場投資信託、REIT=不動産投資信託。

覚え方:『ETF=株のように売買できる投信/REIT=不動産に投資する投信』。

引っかけ:ETFは指値・成行注文で売買可能、通常の投信は1日1回の基準価額で売買。

3-8. ドルコスト平均法

意味:定期的に同じ金額で投資し続ける手法。価格が高い時は少なく、安い時は多く購入できる。

覚え方:『定額購入=平均購入単価が下がる』。

引っかけ:『定量購入』はドルコスト平均法ではない。

3-9. 新NISA

意味:2024年スタートの少額投資非課税制度。つみたて投資枠120万+成長投資枠240万=年360万、生涯投資枠1,800万。

覚え方:『非課税期間は無期限。売却すれば翌年枠が復活(簿価管理)』。

引っかけ:成長投資枠は1,200万円が上限(残り600万はつみたて専用)。

3-10. iDeCo・特定口座

意味:iDeCo=個人型確定拠出年金(掛金所得控除・運用益非課税・受取時控除あり)/特定口座=証券会社が損益計算してくれる課税口座(源泉徴収あり/なしを選択)。

覚え方:『iDeCo=3つの税優遇/特定口座=確定申告の手間を省ける』。

引っかけ:iDeCoは原則60歳まで引き出せない(流動性が低い)。

4. タックスプランニング(10用語)

4-1. 10種類の所得

意味:利子・配当・不動産・事業・給与・退職・山林・譲渡・一時・雑の10種類。それぞれ計算方法と課税方法が異なる。

覚え方:頭文字で『り・は・ふ・じ・きゅう・たい・さん・じょう・いち・ざつ』。

引っかけ:分離課税(退職・山林・譲渡)と総合課税の区別。

4-2. 損益通算

意味:黒字所得から赤字所得を差し引くこと。対象は『不動産・事業・山林・譲渡』の4所得(『ふ・じ・さん・じょう』)。

覚え方:『不・事・山・譲(ふ・じ・さん・じょう)』。

引っかけ:不動産所得の『土地取得借入金利息』、株式譲渡損は他の所得との通算不可。

4-3. 給与所得控除

意味:給与収入から差し引く必要経費的な控除。最低55万円〜上限195万円(給与収入850万円超)。

覚え方:『収入が増えるほど控除率は下がる』。

引っかけ:給与収入1,000万でも2,000万でも控除は195万円で頭打ち。

4-4. 基礎控除

意味:すべての納税者が受けられる基本的な控除。原則48万円(合計所得2,400万以下)、所得が多いと段階減額。

覚え方:『2,500万超は0円』。

引っかけ:住民税の基礎控除は43万円(所得税より少ない)。

4-5. 配偶者控除

意味:納税者の配偶者の合計所得が48万円以下の場合に受けられる控除。原則38万円(70歳以上の老人控除対象配偶者は48万円)。

覚え方:『配偶者の所得48万・納税者の所得900万が境目』。

引っかけ:納税者の合計所得が1,000万円超なら適用なし

4-6. 扶養控除

意味:16歳以上の生計同一親族(合計所得48万以下)について受けられる控除。一般38万・特定(19〜22歳)63万・老人(70歳以上、同居老親58万/別居48万)。

覚え方:『15歳以下は児童手当、16歳から扶養控除』。

引っかけ:合計所得48万円以下=給与収入103万以下(103万円の壁)。

4-7. 医療費控除

意味:年間医療費(家族分も合算可)から保険金等補填額と『10万円 or 総所得5%の小さい方』を引いた金額を控除。

覚え方:『最大200万円まで』『セルフメディケーション税制と選択適用』。

引っかけ:人間ドック・健康診断は原則対象外(疾病発見時のみ対象)。

4-8. ふるさと納税

意味:自治体への寄附で2,000円超の部分が所得税・住民税から控除される寄附金控除制度。

覚え方:『実質負担2,000円で返礼品+税控除』。

引っかけ:ワンストップ特例は5自治体以内・確定申告不要なサラリーマン対象。

4-9. 住宅ローン控除

意味:住宅取得のための借入残高×0.7%×13年(新築)/10年(既存住宅)を所得税額から控除。

覚え方:『年末借入残高×0.7%×13年』が基本フレーズ。

引っかけ:所得2,000万円超は適用なし。床面積50㎡以上が原則。

4-10. 青色申告

意味:事業所得・不動産所得・山林所得のある人が一定の帳簿付けを条件に各種特典(青色申告特別控除65万・青色専従者給与・3年間損失繰越など)を受けられる制度。

覚え方:『65万控除には複式簿記+電子申告/電子帳簿が必須』。

引っかけ:簡易簿記なら10万円控除のみ。

5. 不動産(10用語)

5-1. 公示地価・基準地価・路線価・固定資産税評価額(4つの価格)

意味:①公示地価(国土交通省/毎年1/1基準・3月公表)/②基準地価(都道府県/毎年7/1・9月)/③路線価(国税庁/相続税・贈与税評価/公示地価の80%)/④固定資産税評価額(市町村/3年に1度評価替え/公示地価の70%)。

覚え方:『路線80・固定70』が比率の鉄則。

引っかけ:実勢価格(時価)は4つの価格と別物。

5-2. 抵当権

意味:債権者(銀行など)が債務不履行時に担保不動産を競売し優先的に弁済を受けられる権利。住宅ローンで設定される。

覚え方:『抵当権=銀行のための担保』。

引っかけ:抵当権は登記しないと第三者に対抗できない。

5-3. 不動産登記

意味:不動産の所有権・抵当権などを公的に記録する制度。表題部(物理的状況)と権利部(甲区・乙区)に分かれる。

覚え方:『甲区=所有権/乙区=所有権以外(抵当権など)』。

引っかけ:登記には公信力なし(信じて取引しても法的保護されない)。

5-4. 用途地域

意味:都市計画法で定める13種類の地域区分(住居系8・商業系2・工業系3)。建てられる建物の種類・規模が制限される。

覚え方:『住居系→商業系→工業系の順に規制が緩く・建物が大きく』。

引っかけ:第一種低層住居専用地域は最も規制が厳しい(高さ10m or 12m制限)。

5-5. 建ぺい率・容積率

意味:建ぺい率=建築面積÷敷地面積/容積率=延床面積÷敷地面積。用途地域ごとに上限が決まる。

覚え方:『建ぺい率=平面の埋まり具合/容積率=立体(体積)の埋まり具合』。

引っかけ:角地緩和(建ぺい率+10%)、防火地域内の耐火建築物緩和(+10%)。

5-6. 不動産取得税

意味:不動産を取得した者に1回だけ課される地方税。固定資産税評価額×3%(住宅・土地)/4%(非住宅建物)。

覚え方:『取得時1回のみ・住宅は3%特例』。

引っかけ:相続による取得は非課税

5-7. 登録免許税

意味:登記時に課される国税。所有権移転(土地)1.5%、所有権保存(住宅)0.4%(軽減0.15%)など。

覚え方:『登記=登録免許税』。

引っかけ:相続による所有権移転は0.4%(贈与は2.0%)。

5-8. 固定資産税・都市計画税

意味:固定資産税=評価額×1.4%(毎年1/1の所有者に課税)/都市計画税=評価額×0.3%(市街化区域内のみ)。

覚え方:『固定1.4・都市0.3=合計1.7%』。

引っかけ:住宅用地の課税標準特例(小規模200㎡まで1/6・一般1/3)。

5-9. 居住用財産の3,000万円特別控除

意味:居住用財産の譲渡所得から3,000万円を控除できる特例。所有期間問わず適用可。

覚え方:『マイホーム売却の3,000万円控除』。

引っかけ:譲渡先が配偶者・直系血族・同族会社等は適用不可

5-10. 居住用財産の軽減税率

意味:所有期間10年超のマイホーム譲渡で、6,000万円以下部分は所得税10%+住民税4%(合計14%)の軽減税率。

覚え方:『10年超+6,000万以下=14%』。

引っかけ:3,000万円控除と併用可(買い換え特例とは併用不可)。

6. 相続・事業承継(10用語)

6-1. 法定相続分

意味:民法で定める相続人の取り分。配偶者+子→1/2・1/2、配偶者+親→2/3・1/3、配偶者+兄弟→3/4・1/4。

覚え方:『子→親→兄弟の順に配偶者の取り分が増える(1/2→2/3→3/4)』。

引っかけ:同順位者が複数いれば均等分割(実子・養子・嫡出子・非嫡出子の区別なし)。

6-2. 遺留分

意味:兄弟姉妹を除く法定相続人に保証される最低限の相続分。原則として法定相続分の1/2(直系尊属のみが相続人の場合は1/3)。

覚え方:『兄弟姉妹に遺留分なし』。

引っかけ:遺留分侵害額請求は知った日から1年以内。

6-3. 相続放棄・限定承認

意味:相続放棄=最初から相続人でなかったことに/限定承認=プラス財産の範囲でマイナス財産を引き継ぐ。どちらも相続開始を知った日から3ヶ月以内に家庭裁判所へ申述。

覚え方:『3ヶ月以内・家庭裁判所』。

引っかけ:限定承認は相続人全員で共同申述する必要あり。

6-4. 相続税の基礎控除

意味:3,000万円+600万円×法定相続人数。これを超える正味遺産額に相続税が課される。

覚え方:『3,000万+600万×人数』。

引っかけ:法定相続人数に放棄者も含める。養子は実子なし2人・実子あり1人まで。

6-5. 配偶者の税額軽減

意味:配偶者の取得分が『1.6億円 or 法定相続分相当額のいずれか大きい方』以下なら相続税ゼロ。

覚え方:『1.6億 or 法定相続分の大きい方』。

引っかけ:適用には申告が必要(無申告では適用不可)。

6-6. 小規模宅地等の特例

意味:相続した宅地のうち被相続人の居住用・事業用・貸付用の宅地について評価額を大幅減額する制度。

覚え方:『特定居住用330㎡×80%/特定事業用400㎡×80%/貸付200㎡×50%』。

引っかけ:配偶者は無条件で適用、それ以外は同居や事業継続などの要件あり。

6-7. 贈与税の基礎控除(暦年課税)

意味:1月〜12月の1年間に受け取った贈与額のうち110万円までは贈与税ゼロ。

覚え方:『年110万・受贈者ごと』。

引っかけ:贈与者ごとではなく受贈者ごと。複数人から100万ずつもらえば計300万でも全部課税対象。

6-8. 相続時精算課税

意味:60歳以上の親(祖父母)から18歳以上の子(孫)への贈与について、累計2,500万円まで贈与税ゼロ+年110万円基礎控除(2024年〜)。相続時に贈与財産も合算して相続税で精算。

覚え方:『60歳→18歳・累計2,500万+年110万』。

引っかけ:一度選択すると同じ贈与者からの贈与は暦年課税に戻れない

6-9. 贈与税の配偶者控除

意味:婚姻20年以上の配偶者から居住用不動産(または購入資金)の贈与を受けた場合、2,000万円+基礎控除110万円=2,110万円まで贈与税ゼロ。

覚え方:『婚姻20年・2,000万・居住用』。

引っかけ:同じ配偶者間で1度のみ適用可。

6-10. 教育資金一括贈与の非課税

意味:30歳未満の子・孫への教育資金として最大1,500万円(学校以外500万円)までを一括贈与しても贈与税非課税。

覚え方:『30歳未満・1,500万・学校以外500万』。

引っかけ:30歳到達時に未使用残額があると贈与税が課税される。

試験直前のチェックリスト

本記事を読み終えたら、以下の流れで試験当日までの最終確認をしましょう。

  1. 3日前:本記事を一読して『言葉が出てこない用語』に印をつける
  2. 2日前:印をつけた用語だけを集中復習+過去問1回分を解く
  3. 前日:本記事を頭から30分で読み直し+2026年版 法改正・最新数値まとめで数字を最終確認
  4. 当日朝:苦手用語TOP10だけスマホで再確認(本サイトのFP3級 用語フラッシュが最適)

用語60個+数字12個+計算式30個を回せば、FP3級学科試験は十分合格圏内です。

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よくある質問(FAQ)

Q. FP3級の用語は何個覚えれば合格できますか?

A. FP3級で問われる重要用語は約100〜150個ですが、本記事の60用語を完全に押さえれば学科試験の用語問題で70〜80%は得点できます。残りの用語は過去問演習で出てきたタイミングで補強する形が効率的です。

Q. 本チートシートはどう活用するのがおすすめですか?

A. ①学習開始時の俯瞰/②学習中の苦手発見/③試験前日30分の最終確認、の3用途が有効です。とくに③としての価値が高く、本記事をブックマークしておけば直前に紙テキストを開かなくても最終チェックができます。

Q. 用語の暗記は紙のテキストとデジタル、どちらがおすすめですか?

A. 紙とデジタルの組み合わせがベストです。基礎学習はテキストで体系的に進め、移動時間や待ち時間にはスマホで本サイトの『FP3級 用語フラッシュ』のようなデジタルツールで反復することで記憶が定着します。

Q. 用語と計算式、どちらを優先して覚えるべきですか?

A. 用語が先、計算式が後です。用語(制度・概念)を理解しないと計算式の意味も分かりません。本チートシートで用語の土台を作ってから、計算式30選で計算ルールを上乗せしましょう。

Q. 覚えにくい用語にはどう対処すればいいですか?

A. 『引っかけポイント』を意識すると暗記しやすくなります。たとえば『単利と複利』は『単利=利息に利息はつかない/複利=利息にも利息がつく』という言葉だけ覚えれば反射的に区別できます。