えんこうきんこう
遠交近攻
遠方の勢力と同盟し、近隣を順に攻め取って勢力を広げる外交戦略
意味
兵法三十六計の第二十三計。「遠きと交わり近きを攻める」と訓読する。遠方の勢力と同盟を結んで背後の脅威を消し、その上で隣接する敵を一国ずつ攻め取っていく戦略。戦国時代の秦が范雎の献策により採用し、天下統一の基盤となったことで知られる。
語源・出典
『史記』范雎伝
例文
- その時代の 旧家 にて始終天下に望みを掛け遠交近攻の略により 世間 を騒がしたるものはただ 武田氏 ありしのみ[ 山路愛山 * 現代金権史 |1908]
同義語
- えんこう
- きんこう
使いどころ
- ビジネス
- 海外の有力企業と提携し、国内市場でのシェア拡大を目指す戦略を「遠交近攻(えんこうきんこう)の戦略で、競合他社に差をつけましょう」と、提案する。
- スピーチ
- 国際情勢を解説する際に「かつての〇〇国は、遠交近攻の策を用いて勢力を拡大しました」と、歴史的な戦略として紹介する。
- 手紙
- 国際情勢に関するレポートの結びで「この状況下では、遠交近攻の視点を持つことが重要となります」と、今後の展望を示す。
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