がしんしょうたん
臥薪嘗胆
将来の目的を果たすために、長期にわたって苦労に耐え忍ぶこと。
意味
薪(たきぎ)の上に寝て苦難を忘れず、胆(きも)をなめてその苦さで悔しさを思い起こしながら、復讐・目標達成のためにひたすら耐え忍ぶこと。困難な状況に置かれながらも志を曲げず努力し続ける姿勢を表す。
語源・出典
中国・春秋時代の故事。呉王夫差(ふさ)が父の仇への復讐を忘れないために薪の上に寝た故事と、越王勾践(こうせん)が呉に敗れた屈辱を忘れないために胆をなめ続けた故事を合わせたもの。『史記』に記される。
例文
- 会社の再建に向けて三年間の臥薪嘗胆を経て、ついに黒字転換を果たした。
- あの選手は怪我での長期離脱という臥薪嘗胆の時期を乗り越えてカムバックした。
- 仇討ち は 須 く正々堂々たるべきである。…かなわぬまでも、天誅! と一声叫んで真正面からおどりかかって行くべきである。あまりにも腕前の差がひどかったならば、その時には臥薪嘗胆、鞍馬山にでもはいって一心に剣術の修行をする事だ[太宰治*お伽草紙|1945]
同義語
- 雌伏
- 反感
- 戦意
- 敵意
- 敵対
使いどころ
- ビジネス
- 困難を乗り越え目標達成を目指す決意表明に「三年間の臥薪嘗胆を経て、必ずやこの事業を成功させます」と使う。
- スピーチ
- 送別会で「彼の臥薪嘗胆の努力は、皆の模範となるでしょう」と、その功績を称える際に用いる。
- 手紙
- 「長年の臥薪嘗胆が実を結び、この度念願の受賞となりました」とお礼状で報告する際に添える。
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