めいきょうしすい

明鏡止水

曇りのない鏡と静止した水のように、澄み切って落ち着いた心の状態。

意味

磨き上げられた鏡と波一つない静かな水面のように、心に一点の曇りもなく、穏やかで平静な状態を表す。雑念や欲望から解放され、物事をありのままに見ることができる清澄な精神境地を指す。

語源・出典

中国の古典、荘子の「人莫鑑於流水而鑑於止水」(流れる水ではなく止まった水に映して見よ)に由来する概念。禅の境地とも重なり合う言葉。

例文

  • 試験当日は明鏡止水の心境で臨み、実力を出し切れた。
  • ベテランの外科医は、どんな難手術でも明鏡止水の精神で挑むという。
  • 狙いが定まらない。そこで 何もかも を忘れて精神を一点に、 視覚 に集中し、いわば明鏡止水の 至境 に達しようと、あせる[開高健* 王様 と私|1985]

同義語

  • 酒類さけるい
  • 酒類しゅるい
  • 般若湯

使いどころ

ビジネス
プレッシャーのかかる場面で「明鏡止水な心で、冷静に状況を判断してください」と指示を出す際に使う。
スピーチ
新年の挨拶で「明鏡止水のような清らかな心で、新たな一年を迎えましょう」と、穏やかな一年を願う際に用いる。
手紙
「明鏡止水な心境で、日々の研鑽に励んでおります」と、自身の精神状態を改まった文面で伝える際に使う。

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