しめんそか
四面楚歌
周囲がすべて敵や反対者ばかりで、孤立無援の状態。
意味
四方を敵に囲まれて孤立し、まったく助けを得られない状況を指す。味方が誰もおらず、逃げ場も援軍もない絶体絶命の状態を表す。ビジネスでも政治でも、完全孤立した状況に広く使われる。
語源・出典
中国・楚漢戦争の故事。楚の項羽が垓下(がいか)で漢の劉邦軍に包囲されたとき、夜に漢の陣営から楚の歌が四方から聞こえ、「楚はすでに降伏したのか」と嘆いたという『史記』の記述に由来する。
例文
- 反対意見が相次ぎ、社内でまるで四面楚歌の状態に陥ってしまった。
- 新方針への批判が各方面から集中し、部長は四面楚歌だった。
- 主君 の不人気が彼の所領の 人民 を四面楚歌におとしいれたこともたしかであろう[ 尾崎士郎 *人生劇場|1933]
使いどころ
- ビジネス
- 孤立無援で、味方や支援が一切なく、絶望的な状況に追い込まれていることを報告する際に使う。
- スピーチ
- 困難な状況や孤立感を表現し、助けを求める、あるいは状況の深刻さを伝える際に用いる。
- 手紙
- 窮状や孤立した状況を訴える際に、手紙で切迫した思いを伝えるために使う。
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